ミズアオイ科ミズアオイ属 1年草
原産地 日本、中国、朝鮮半島
花期間 8月〜9月
別名  ナギ(菜葱)
近年、水田の除草剤による影響や川や用水路、池などの護岸工事で急速に姿を消しつつある、絶滅危惧種です。水田の雑草扱いされた草ですが、水色の花はきれいで観賞に耐えます。今はどちらかと云うと、熱帯外来種のホテイアオイに押されてあまり見かけません。全国的に保護活動がようやく始まったようです。

スープの飲み方

 スープの場合、スプーンを手前から向うへ押しだすようににして皿のなかのスープをすくう。 これは誰でも知っているだろう。ついで、スプーンを縦(たて)にして、口をあけ、口のなかに放りこむようにして飲むのである。 ヤキトリの串を横にくわえるようにして、スプーンを横にしたままで飲んではいけない。 まあ、いけないことはないにしても、見た目がキレイでない。 ヤキトリの串を縦にして食べると、ノドを刺すので危険である。
 高橋義孝先生は、汽車の罐焚(かまた)きが、シャベルで石炭を罐(かま)に放りこむようにしてスープを飲むべきだと言われる。 ヨーロッパの映画を見ていると、少女が、全くその通りにスープを口中に放りこむようにしてスイスイと飲む場面にぶつかることがある。 見ていて、かわいらしいし、美しい。
 放りこむようにして飲む。スプーンを縦につかう。すなわち、唇がかくれる。手の甲を見せる。 これは、盃(さかずき)の酒の場合とよく似ているではないか。いや、全く同じだと考えていいだろう。 それが美しい飲み方である。マナーに関しては、美しく見えることが正しいことなのである。ミットモナイことは悪である。

山口瞳(「江分利満氏の酒食生活・W礼儀作法」より)

山口瞳  作家、随筆家  1926.11.3〜1995.8.30

タカコ・H・メロジー 雑誌等のライター イタリア在住

  私の知り合いの奥さんマリーザは、毎夕食、決まってスープを飲んでいる。野菜を数種、加えてお米も少々入れて煮込んだもの。夕方、彼女の家を訪れようものなら、スープ用の野菜をきざんでいるか、キッチンからすでにプーンといい匂いが流れてくる。

レシピ   マリーザのスープ(Zuppa di Mariza)    3〜4人分
        ニンジン  半本      玉ネギ     半個
        セロリ    半本             トマト     小 1個
                  ジャガイモ小1個      パセリ     少々
        お米     少々     ブイヨンの素  1個
        塩、胡椒   少々
     @各野菜を小さく角切りにして、お米を加えてたっぷりの水で煮る。
     A約一時間後、ブイヨンの素を入れ、塩、胡椒を加え、調味。
     B火を消す直前にパセリのみじん切りを入れる。

いつも、いつも、このパターン。
よくも飽きずに、と感心するほどだ。ところが、この「マリーザのスープ」、シンプルきわまりないだけあって、口にサッパリ、胃にもやさしい。
「ダンナは? あ、今夜は外食なの? じゃ、うちで食べていきなさい」と、何回もいただいたものの、決まって「おいし〜い!」となってしまう。
 胃にやさしい?! それもそのはず。このスープは、胃弱のマリーザのため、主治医が指示したものだとか。 ・・・・・・中略・・・・・・・

「マリーザのスープ」は、いわばミネストローネ風の一品。野菜のごった煮スープ、というところでしょう。 ミネストローネこそ、最上の味にして最大のヘルシーメニュー、と確信している私は、冬場なら3日にあげず作りまくる。マリーザのスープより野菜いっぱい!長ネギ、キャベツ、マッシュルーム、カボチャ、ほうれん草、ピーマン、ナス……その他十数種類もつけ加えるのでございます。

タカコ・H・メロジー(「イタリア幸福の食卓12か月」より)

味の華

ミネストローネ風ズッパ(スープ)

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京都府立植物園にて(9月5日)


夏の花1

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ミズアオイ(水葵)